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Outrage

 調べたいことがあってネットをサーチしていたらダニエル・ウーと仲間達のサイトに行き着きました。「美少年の恋」で共演したテレンス・インと同じ事務所の2人の仲間とバンドAliveを組んだそうでWebsiteもあります。Blogでは彼らが直接メッセージを書いているので興味深いです。ワン・リーホンもWebsiteを持っていて、コメントなどを書いているのですが、そこのコメントでも、今ではゴシップ雑誌や新聞の記事に惑わされることはない。なぜなら自ら情報が発信できるようになったからと言っていました。本当に今だったら誤った報道に、直接反論ができるのにと思います。でも、わたしがこのBlogをはじめた頃は、まだ香港ではBlogが盛んではなかったようでした。RMのスタッフとその話をしていた時、香港ではまだBlogはポピュラーではないと言っていました。でも、今は多くの人がBlogやウェブサイトを持っています。中国語でも「博客」(ブログのこと)という言葉が生まれたそうです。
 今日、何気なく目に留まったダニエルのBlogでOutrageという書き込みを読みました。それはとても興味深い内容でした。レスリーが言いたいことを代弁しているように思いました。

ダニエルのBlogから 2006.3.22

 昨日の朝、僕は急にかかってきた電話で起こされた。それは僕のマネージャーからで、ある「ゴミ」雑誌が僕のアパートの中にいる僕の写真を撮ったものが掲載されているというのだった。僕はその雑誌を見たときショックだったし、ぞっとした。パパラッチが僕の家の柵の外で、何日間も僕のすべての動きをモニターしていたなんて。彼らが選んだ写真は僕とガールフレンドの最も不快なもので、それにもちろんきわめてくだらない程度の低い文章も添えられていた。僕は特に彼らがLisa(*訳者注:ダニエルのガールフレンド)について書いたものにはぞっとさせられた。なぜこれらの「ゴミ」雑誌はこのように女性達の品位を落とすような必要があるのだろうか?このことは僕が初めてのことではない。そして僕が最後でもないだろう。でも、この手のくだらないプライバシーの侵害は止められなければならない。香港のメディアはなぜこのような態度を取らなければならないのか?なぜ彼らは公的な有名人を普遍の恐怖とパラノイアに陥らせるために可能な様々なことをしなければならないのだろうか?パパラッチが香港よりもより威嚇的である世界の他の国でさえ、このような写真は許可なしに出版されることはない。それは人々が法律で守られているからである。こういう法律はなぜ香港には存在しないのだろう?みんなは僕が極めて温和であることを知っている。僕は有名人で僕が公共の前に出たときは公共の視線のターゲットにされることは理解している。僕はパパラッチに対しても親切にする努力をして、決して彼らに対して怒ったり、悪意を表明したことはない。それは彼らの仕事で、彼らの権利であるから。でも僕は信じられない。僕が自分の家を見られていることに恐れを抱かなければならないなんて。実際、その人が公的な人物かそうでないかに関わらず誰だってそうされるべきではない。僕はパパラッチを非難しない。それは本当に彼らの非ではないから。問題は雑誌社にある。その編集者と上司だ。彼らがその現象を可能にする人たちである。彼らが社会の基準を下げる人たちである。彼らが悪のボスの大元で彼らの世界に住んでいる人々を傷つけることを厭わない。世界中のどの国にも香港のようにゴシップ雑誌が通常の新聞や雑誌の横に置かれている国はない。それは香港についてどういうことを言うのか?それらの雑誌は僕達の社会のメディア産業の「醜い怪物(ugly monster)」だ。僕はこれらの「怪物」に対して抵抗するべき時だと思う。これは難しい戦いだ。なぜならこれらの「怪物」はたくさんのお金と権力とコネクションを持っていて容易に僕達犠牲者を負かしてしまうから。でも、もしあなたがダビデとゴリアテの物語を信じるなら、この戦いは勝つことができる。もし僕達が団結して僕達の怒りを表明して幾つか政府の政策が作られるようにしたら。それにあなたのようなファンや公的な人々が、もしアーティスト達がどう感じるのか理解することができ、僕達に同情の気持ちを感じるのだったら、僕はどうぞこのゴミ雑誌を買わないでくださいとお願いしたい。なぜならこのゴミ(junk)を買うことは「怪物」に餌を与えていることになるから。もしあなたがそれを買わなければ、その「怪物」を養っていけなくなるから。
 広告を出している企業に:あなたがこの「ゴミ」雑誌に宣伝を載せる前によく考えてください。あなたは本当にあなたの商品が多くのゴミと同様に扱われるのを望んでいるのですか?僕はすでにずいぶん前からこれらの雑誌と仕事をするのは辞めました。だからその雑誌の中で僕についての「本当の」情報は手に入れられないでしょう。僕はまたこれらの雑誌で宣伝することも、どんな広告キャンペーンにも強く主張し、出ないことを決めました。僕は僕の会社や親友、家族からこの件については大きな支持を受けました。すべてのALIVE(訳者注:ダニエルのバンドメンバー)メンバーも昨日僕にそれぞれ電話をしてきて、僕を支持してくれました。僕は僕達の最近の問題(もちろん、メディアによって誇大に吹聴されたもの)を片付けてしまうことが可能で、この問題について僕を応援するために一緒に団結することができるということに極めて心を動かされた。「ALIVEファミリーを邪魔するな!」これが彼らから感じたメッセージでした。
 本当のところ、僕は昨日ちょっと香港から出て引っ越そうかと真剣に考えていた。でも、テレンスが僕を落ち着かせてくれて、僕の不満を吐き出すためにこのBlogに書くことを提案してくれた。友達の本当の心を知るときだった。それぞれが、みんなが僕のそばにいてくれるのが僕は嬉しかった。ついこの間の夜、香港エンターティメントエキスポでマギー・チャンが彼女の業績を称える賞を受賞した。彼女はスピーチで通常の御礼のスピーチの代わりに彼女は香港メディアに対して「わたし達の産業を、わたし達自身を踏みつけにするのはやめて下さい。」と捧げた。もし彼らがそうしなければ、次の世代を満たす人々が育たないから。彼女の行動は大胆で勇敢だった。彼女のスピーチと僕に起こったことは僕により大きな努力をしようという前向きな気持ちを決定付けてくれた。僕はあなた達がみなこのMissionをサポートしてくれることを願っています。読んでくれてありがとう。 ダニエル

alive not dead.com  *ここをクリックするとちょっとびっくりするかも。。。
daniel's blog  *ここに出てくるバナーはWing Shyaの写真だと思います。
by Franny64 | 2006-04-24 23:58 | Monologue

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64