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Extract From The Book “108 Good Fellows” About Leslie

「娯楽圏108個好人」から レスリーの部分のみ抜粋 (続き)

張國榮ー手に入れるのが難しい哥哥

わたしの友人の何人かはわたしが商業電台で働いているために、毎日たくさんのスターと仕事をし、何人かの素晴らしい人と友人にもなれるなんて羨ましいと言っていました。彼らはわたしが流した血と涙を見ることはできなかったけれど、率直に言ってわたしはその「特権を与えられた仕事」に満足していました。

でも、わたしがレスリーの家に行った後、わたしは「特権を与えられた仕事」よりもいい仕事があることを発見しました。

レスリーのハウスアシスタントであることは世界中で最も特権を与えられた仕事でした。彼らはみなどこでも見たことがないほど例外的によい処遇を受けていました。確かに「あなたのために働くほうが、自分がボスになるよりずっといいわ。」

レスリーのそれぞれの家で、香港やバンクーバーという問題ではなく、それらはすべて有名なインテリアデザイナーのものに似ていました。すべての小さなものにも家主のこだわりを明らかに見ることができました。

でも、わたしが彼の家の中で最も興味深かったのは彼のハウスアシスタント(メイドさん)の住んでいるところでした。部屋は快適に飾り付けられ、美しくペイントされていました。それが特別にデザインされたものだとわかりました。そして普通のハウスアシスタントが住んでいるところとは比較になりませんでした。さらにそれらの電気製品はほとんどがB&O製品でした。わたしの家では唯一電話がB&O製品でした。なんて羨ましいことでしょう!

それを見てわたしは仕事を変えることを考えたと、レスリーにすぐに尋ねました。「あなたのためにわたしができることはない?わたしをあなたのハウスアシスタントに雇って!」

彼は軽くわたしの頬をつついて、こう言いました。「ハウスアシスタントは家族のメンバーなんだ。もちろん僕は彼らを家族のようにみているよ。」彼は続けて「僕は僕の家をすべて、1つ残らず個人的にデザインしたよ。マッチする色、備え付ける家具、などなど。。。それに僕のハウスアシスタントの部屋もね。彼らがここで働くということはここが彼らの家庭だ。だから僕は彼らとデザインについては話し合いもするんだ。(彼らと話し合うことは、彼らに発言権を持たせるためにも必要なの?わたしはもしあなたがわたしにそれを与えてくれたらとても感動するでしょう。)飾り付けが終わった後、僕は見てそれが気に入ったかそうでないか彼らに聞くんだ。。。「これは好きって?」って。

レスリーは、率直に言って多くの外国人メイドは高度な教育を受けた大学卒の人々で、彼の家で働いている1人は元は歯科医だった。でも彼女は国の経済的な不況のため、仕事を探すのが難しく、彼女は国を離れて、海外で仕事をしなければならなかった。実際のところ、彼らはみな人には言えない多くの辛いストーリーがある。だからレスリーは特別に彼らに親切にして、メイド達を彼の家族のメンバーとして扱い、彼らに快適な家を提供し、仕事を楽しくできるようにベストを尽くしていると言いました。もし、彼らが仕事についてハッピーでなかったら、、レスリーは自分自身を責めるでしょう。彼は本当に彼らを尊重していました。

最も愛されて、ステージでも敬愛されていた張國榮が時々とても思いやり深くて親切であったことがとても信じられませんでした。けれどもステージを離れた張國榮は本当にそのとおりでした。彼は決して横柄ではありませんでした。彼の家族、友人達、運転手、またはハウスアシスタントに対して、彼は同様に接していました。彼のメイドの部屋にまで、それほど重要ではない何かに対してさえ、彼は同じように気に掛けるのです。わたしは心の中でレスリーはモンスターだ。美しいモンスターだと思いました。

参考資料:B&O
Bang & Olufsen(バング&オルフセン)
by Franny64 | 2007-05-11 00:03 | News

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64