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The Bitterness of Love, the Sadness of Life. A masterpiece

愛の苦しみ、人生の悲しみ。名作

「欲望の翼」はよく言われるが、「花様年華」の萌芽期にあたる。しかし多くの段階において、この映画はカンヌでは彼の弟(訳者注:「欲望の翼」のこと)より優れていると言われる。「欲望の翼」はスローで、多くの「芸術」映画の多くが、まさしくその最初のシーンにおいて拒否されるくらい、とてもスローである。しかしながらまったく客観的になると、この映画はショットの後のショット、シーンの後のシーンに才能を発揮させている。俳優達は彼らのトップにいて、素晴らしい演技を見せる。ストーリーはそれ自身影響を与え、さらに映画の中で彼ら自身が自己認識を確認するだろう。「花様年華」はわたしに、よりたくさんの「麻薬」のようなものを見せたのに対して、より瞑想的(それは難しく聞こえるけれど)で、それ自身に充ち溢れている芸術的な横柄さと高まる自己認識に満ちている。「欲望の翼」はしかしながら、青年期の行為が欠点に苦しむことはない。

この最も印象的なキャストについて付け加えるならば、(「楽園の瑕」の少し後に乗り越えられたけれど)マギー・チャンはその時、印象的な生真面目さを見せ、すでにミス香港の壇上から遠く離れた所に去ったように見える。アンディ・ラウは巧みに指導されていて、すべてのいつもの彼の欠点から逃れている。カリーナ・ラウはいつものように素晴らしい。それに対してジャッキー・チャンは彼のだらしない友人の役が印象深く、ほとんどaustist(原文ママ)である。しかしこの映画はレスリー・チャン(安心)なしには何もない。彼は心をかき乱すように印象的な演技をした。彼はそれぞれのショットを所有し、決してやりすぎず、いつもすべての1人のシーンをよい雰囲気で演じた。そこで、彼はこの演技によって香港の最優秀男優賞を勝ち取った。

演出は素晴らしかった。ひねったアイディは全くなしで、すべてにおいて真面目で、ウォン・カーワイは彼のステージのように彼のショットに新生面を開く。さらに、俳優達の方向性は非の打ちどころがない。彼はみんなからよい部分を引き出した。どちらかと言えば厳しく、リスクのあるキャストにもかかわらず、完璧なハーモニーを醸し出した。

つまり、議論の余地のない映画のトップであり、この「芸術」映画は少しスローだが美しいので、確かにウォン・カーワイと一緒に、反「花様年華」を連れてくるだろう。その模範的な映像と映像監督と最も素晴らしい俳優達に感謝する。「欲望の翼」は見るべき傑作である。

2005年9月18日 アーチバルド(Archibald)

理由なき反抗 (Rebels Without a Cause)
「欲望の翼」はウォン・カーワイの「スロー」モードの傑作で、世界的にもヒットした「花様年華」よりもよい。 わたしは決して忘れないだろう。最初の出会いの瞬間に、時計を1つの大切な時を刻むのに使用したこと。無くなったイヤリング。レスリー・チャンが鏡の前で ザビエル・クーガのマンボの調べに乗って踊るところ。俳優たちと女優達のlitteraly(原文ママ)な魅力の定義。最後の列車のシーン。ウォン・カーワイの古典的な演出の優雅さとクリストファー・ドイルの優雅な映像。理由なき反抗のヒーローになるかのように。すべてのイメージは「欲望の翼」を見た後、その発見の後、何年も見た人々の心に残っていく。

2003年2月6日 オーデル・ロビー(Ordell Robbie)

Source:cinemasie.com-Days of being wild
by Franny64 | 2009-08-31 08:28 | Magazine

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64