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香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

製作篇

(映画:刀を持って歌い踊るシーン)

陳凱歌:わたしは初めて徐楓に会いました。
彼女はわたしに李碧華(リリアン・リー)が書いた「覇王別姫」の
映画化権を獲得したと言いました。
当時わたしはアメリカに住んでいました。
後から思うに自然に過程が育まれていたのだと思います。。
わたしは突然事の主要人物になりました。
わたし達が集まってからほぼ1年が過ぎていました。
台本は二人の脚本家が準備して
多くの時間をかけ、努力しました。
同時にわたし達には素晴らしい成功がありました。
わたしは完成稿にとても満足しました。

レスリー:僕は李碧華(リリアン・リー)にとても感謝している。
なぜなら彼女は二つの小説の作品の中で
僕を主役のモデルとしてくれたからだ。
僕が最初にこの小説に出会ったのは
僕が自分でこの本を買ったときだった。
もう12年前になる。
その時、それは物議を醸し出す役だった。
僕はできる状況ではなかった
それに僕は挑戦をすることができなかった。
歌手としての公の僕のイメージを考えなければならなかったから。
どうしたってその時は難しかった。
僕は今はプロフェッショナルな俳優で
歌はまったく歌っていない
僕は自分はシリアスな俳優だと思っている。
だから僕は挑戦を受け入れる勇気がある。    (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-31 00:29 | Film | Trackback | Comments(0)
香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

レスリー:僕は陳凱歌はユニークだと思う。
幾つかのシーンを撮る前に
彼は俳優達を集めてミーティングをする
彼は僕達にその1シーンで何を演じて欲しいのかを説明する
そしてそれはとても細かくて明確なんだ。
彼は少しもあいまいにしないんだ
シーンを撮っている間、僕達はこういう気持ちになった。
僕達は皆助けあえば、とても成功するだろうと...
コン・リーや張豊毅、そして葛優たち...
彼らは皆能力のある俳優達だ。
陳凱歌と一緒に僕達はミーティングで映画の流れをつかみ
後でディスカッションをした。
僕達はシーンに入るとよい映画を作るために
慎重に演技をした。
その上、観客はドラマを楽しめる。
キャスティングはよかった。
監督は最も重要な存在の1人だ。
あなたはこの映画から1つのメッセージを受け取ることができるでしょう。  
僕は陳凱歌は「覇王別姫」でそれを果たせたと思う。   (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-30 08:02 | Film | Trackback | Comments(0)

From My Juornal...No.6

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映画「さらば、わが愛 覇王別姫」のタイトル映像のバックに映る書画は、刀を喉に当てる虞姫と驚く覇王のシーンが印象的に描かれています。
この画はまた関師匠が子ども達に「覇王別姫」のストーリーを語るシーンでも映し出されます。

これを描いたのは愛新覚羅溥傑だそうです。溥傑はラストエンペラー溥儀の弟として、また日本の皇女を妻に迎えたということでも有名ですが、書画においても名家として有名だそうです。この作品が今はどこに所蔵されているのか、探しているのですがまだ見つかりません。いつか、どこかで出会いたいです。
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by Franny64 | 2007-07-29 00:03 | Film | Trackback | Comments(0)
香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

導演篇

レスリー:僕はまだ覚えているけれど初めて陳凱歌に会ったのは香港だった。
その時、彼は香港のホテルに泊まっていた。
そして僕は彼に会った。
僕は彼がとても才能ある監督であることがわかった。
他の普通の監督に比べてね。
僕に話したことは
役のことではなく
どのように映画の中で役を演出するのか
なぜなら僕達は二人とも、この映画が物議をかもし出すことを知っていたから
それは同性愛についてのストーリーだった。
彼が僕に言った一言が
僕を非常に感動させた。
彼は今は1992年だ。1292年ではない。
だから以前のように過敏になることはないんだ。

(映画:裁判のシーン)

(段小楼がお尻をたたかれるシーン)

張豊毅:本当に打っているんだ。
僕はやっているふりをするより、本当に打ったほうがいいと思った。

陳凱歌:とてもたくさん打っているふりをしたにもかかわらず、結果は満足のいくものではなかった。
もし本当に打ったら、効果はもっとよくなる。

張豊毅:陳凱歌はむき出しのお尻を打つということは言わなかった。
僕が言ったんだ。
このドラマは僕の意見が入っている。
彼らは少年時代にむき出しのお尻をたたかれていた。
彼らが成長してからはズボンの上からたたかれる。
それは適当ではないと思う。
小説のバージョンと同じに
もしも大きくなった男がズボンを下げ、師匠からたたかれたら、
それはよりドラマティックになる。
男が椅子の上にかがんでむき出しのお尻をたたかれている
僕は陳凱歌にむき出しのお尻をたたいたほうがいいよと言った。
レスリー・チャンは「僕はお尻を出すのはいやだよ」と言った。
僕は「気にしない」と言った。
「やってくれ」と。        (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-28 09:05 | Film | Trackback | Comments(0)

From My Journal...No.5

映画「さらば、わが愛 覇王別姫」の中で、程蝶衣が京劇とは何かということについて説明をするシーンがあります。ここの程蝶衣の話で、京劇は情景描写を重んじ、唱(歌)・念(台詞)・做(しぐさ)・打(立ち回り)があいまって情景を作るのだと語られます。程蝶衣の芸術を重んじる真剣な話に比して、(周りの状況を鑑みて)段小楼は「理屈っぽい話は頭が痛くなる。西皮二黄であれば京劇だ。違うか。」と言います。

(注:訳は「中華的電影 さらば、わが愛 覇王別姫」 水野衛子訳 より引用)

西皮(Xipi)二黄(Erhunang)は京劇の曲調を表しているそうです。言葉自体は場所と歌い方を表すようで、京劇役者の張紹成さんに教えていただいたのですが、西皮は湖北省か安徽省の歌い方で、二黄は陜西省の歌い方だそうです。片や穏やかでゆったりとしたリズムで歌い、片や高音で激しく歌うということです。
段小楼は京劇とはと言う問いに「西皮二黄であれば京劇だ」と応えることに、程蝶衣とは異なる彼の京劇への姿勢が表わされているように思われます。
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by Franny64 | 2007-07-27 00:43 | Film | Trackback | Comments(0)

2007.9.12

Red Mission Hong Kongからのお知らせです。

http://blog.redmission.jp/

毎年9月12日はレスリーのバースデー・パーティーを行いますということで、もうすでに香港に行く準備をされている方もいらっしゃると思いますが、ようやく会場が発表されました。
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by Franny64 | 2007-07-26 07:35 | RED Mission | Trackback | Comments(0)

Keyword 888

現在の香港を知るKEY WORD 888」という辞典を購入しました。(レスリーの項目もあると聞き、購入しました♪) 香港をさまざまな視点から捉えたものをキーワードで紐解いています。香港が好きな方、香港に興味がある方にはとても楽しめる本だと思いました。こだわりがあるものについては、キーワードの説明では物足りないものがあったり、描ききっていないと感じるものがあるかもしれません。でもそれを除けば、端的に説明されている項目で、いろいろな知識が増えそうです。(^0^)
空いている時間に幾つか項目を読んだり、調べるときに使ったり、といろいろと楽しめそうです。

ちなみにこだわりのある「レスリー・チャン」の項目は、以前の版に比べて記事も多く、写真もついたそうです。でも、下にもっとスペースが余っていたので(^^;、ページの終わりの最後までもっと書いてあってもよかったのにと思ってしまいました。レスリーファンの言葉を受け、レスリーは「ワイン」に喩えられていました。

香港888發發發のサイト:http://www5f.biglobe.ne.jp/~hongkong/888.html
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by Franny64 | 2007-07-25 00:14 | My Favourite | Trackback | Comments(1)
香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

陳凱歌:この映画のテーマは裏切りです。
その裏切りは2人のストーリーから始まります。
程蝶衣と段小楼の役者見習いの仲間という関係は
1920年代に北京の京劇の練習所で始まりました。
そしてとても深い感情的な関係を育んでいました。
この映画の最も重要なキャラクターは
レスリー・チャンが演じる程蝶衣です。
彼の役はとてもデリケートな感情を表現することに重きを置き、
多くの問題を処理しなければならないとても難しい役です。
どのようにしたら的確に演じられるか、どのように程蝶衣の内なる人生を理解するか、
そして鋭く内面深くの感情をつかむのです。わたしは女性だ。
そしてわたしは虞姫なのだと。
わたしはかつて西洋のジャーナリストと話した時に
言いました。
すべての映画の中には
いつも1人のキャラクターがいて
わたしは精神的にわたしと同じだと確認するのです。
この「覇王別姫」においては程蝶衣がそれです。   (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-24 22:46 | Film | Trackback | Comments(0)
香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

コン・リー:菊仙はとても有名な娼婦です。
30年代、彼女は北京でとても有名な娼婦でした。
そして彼女は段小楼と結婚しました。
彼女は本当に京劇の武生を演じていた段小楼を愛していて、どんなことがあっても彼を支えようとしていました。
けれども彼女は文化革命で不運な運命から
自ら首をつって自殺してしまいます。
彼女は何を欲しかったのでしょう?
彼女は彼女の全人生で待ち望んでいたものを得ることはできませんでした。
わたしは彼女のような度量の大きい女性が好きです。
寛大な女性です。
わたしが思う台本の一番の部分は
最後に彼女が程蝶衣を理解するところです。
彼女は文化革命で弾劾された翌日に亡くなります。
程蝶衣が彼女を娼婦だと告発したのです。
そして段小楼もまた彼女をまったく愛していなかったというのです。
最終的に監督はわたしに故意に段小楼のために程蝶衣に刀を手渡すことを許してくれました。
わたしはこのショットが彼女が最終的にこの男を理解し、そして去って行ったのだと信じています。
わたしは菊仙はとても強い女性だと思います。
とても強い感覚的な勘を持っていたと思います。      (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-23 09:16 | Film | Trackback | Comments(0)
香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から

「覇王別姫」は楚と漢の支配争いの話です。
かつて覇王は天下を治めていました。
しかし、彼の最期に残ったものは1人の女と1頭の馬でした。
彼は虞姫を逃がそうとしましたが、虞姫は留まりました。
虞姫は最期に覇王にお酒を注ぎ、覇王のために剣の舞いを踊ります。
そして最期にその剣で自害し、死を以って王への忠実を貫いたのです。

(映画:ラストシーン)
段小楼:蝶衣

レスリー:程蝶衣はとても自己を愛する人です。
また舞台の上ではとても自分に自信を持っています。

コン・リー:段小楼は程蝶衣という後輩の仲間がいました。
レスリー・チャンが演じました。

角色篇

レスリー:程蝶衣は自己を愛する人で、自己心の強い人です。僕のように。
性格面では彼は悲劇的人物です。
彼の人生を通じて。彼は5~6歳のころ母親に捨てられます。
60歳代で愛する人と再会するまで彼は良い人生を送ることはなかった。
彼が最も満たされている瞬間は舞台の上で京劇を演じている時だった。
彼が「覇王別姫」を兄さん弟子と演じている時が彼の人生で最も素晴らしい瞬間だった。
また一方では、彼は感情においてはとてもその気持ちを尊重し、とても積極的だった。
加えて彼の人生はむしろとても虚しいものだった。
後半、菊仙が彼の小楼を取ってしまったときは。
僕は映画の中でこのような感情を良く表現すべきだと思った。

(映画:小楼が蝶衣に菊仙を紹介するシーン)

レスリー:僕は程蝶衣にはなりたくない。
つまり、僕自身は現実の人生で「程蝶衣」になりたくない。
正直言って、僕は彼よりずっと幸せな生活を送っているし。
でも、僕はその役を演じることは楽しんでいる。
基本的に僕は悲劇的な役を演じるのを楽しんでいる。
これはとても成功する映画だ。
とても芸術的な映画だ。
僕はみんなが楽しんでくれる事を願っているよ。

(映画:程蝶衣を載せた人力車が日本軍に止められるシーン)        (つづく)
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by Franny64 | 2007-07-22 06:38 | Film | Trackback | Comments(0)

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64