Xi Yan Zha Ji by Tony Leung Ka Fai
読みやすい、また話題の楽しいエッセイなので、すぐ読み終わってしまいました。
1992年2月に香港で出版されたもので、原著は戲言札記 ~ 梁家輝 (レオン・カーファイ)と言います。
レオン・カーファイが1989年から1990年の間新聞や雑誌に掲載されたエッセイをまとめたそうです。
レスリーの話題が出ていないかなぁとちょっと興味もあったのですが、レスリーの話題は直接は出てきませんでした。でも、訳者による注がたくさんあって、その注に2~3回ほど張國榮の名前が出てきました。
レオン・カーファイのことは映画ではよく観ていましたが、彼のことをほとんど知りませんでした。
レスリーよりも2歳年下だったこと。レスリーと同じロザリーヒルスクールに通っていたこと(でも、レスリーとは学校では一緒になっていないでしょうね。)も初めて知りました。
俳優という立場から語る香港映画の話、返還後の香港のこと、また様々な彼の周りでのエピソードなど、香港人が語る香港(ですけれども海外にロケなどで行く機会が多い彼なりのちょっと外から見た香港)、また香港で暮らしていなければ気がつかない香港について、淡々と、時にユーモアを交えて語っています。