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Maiking of Farewell to My Concubine

香港版DVD 「覇王別姫 製作特輯」から (つづき)

導演篇

レスリー:僕はまだ覚えているけれど初めて陳凱歌に会ったのは香港だった。
その時、彼は香港のホテルに泊まっていた。
そして僕は彼に会った。
僕は彼がとても才能ある監督であることがわかった。
他の普通の監督に比べてね。
僕に話したことは
役のことではなく
どのように映画の中で役を演出するのか
なぜなら僕達は二人とも、この映画が物議をかもし出すことを知っていたから
それは同性愛についてのストーリーだった。
彼が僕に言った一言が
僕を非常に感動させた。
彼は今は1992年だ。1292年ではない。
だから以前のように過敏になることはないんだ。

(映画:裁判のシーン)

(段小楼がお尻をたたかれるシーン)

張豊毅:本当に打っているんだ。
僕はやっているふりをするより、本当に打ったほうがいいと思った。

陳凱歌:とてもたくさん打っているふりをしたにもかかわらず、結果は満足のいくものではなかった。
もし本当に打ったら、効果はもっとよくなる。

張豊毅:陳凱歌はむき出しのお尻を打つということは言わなかった。
僕が言ったんだ。
このドラマは僕の意見が入っている。
彼らは少年時代にむき出しのお尻をたたかれていた。
彼らが成長してからはズボンの上からたたかれる。
それは適当ではないと思う。
小説のバージョンと同じに
もしも大きくなった男がズボンを下げ、師匠からたたかれたら、
それはよりドラマティックになる。
男が椅子の上にかがんでむき出しのお尻をたたかれている
僕は陳凱歌にむき出しのお尻をたたいたほうがいいよと言った。
レスリー・チャンは「僕はお尻を出すのはいやだよ」と言った。
僕は「気にしない」と言った。
「やってくれ」と。        (つづく)
by Franny64 | 2007-07-28 09:05 | Film

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64