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The Hollywood Interview: Wong Kar Wai---part 1

WONG KAR WAI: ASHES TO ASHES By Alex Simon

Editor's Note:これはVenice magazineの10月号に掲載された記事である。

王家衛は1956年に上海で生まれ、家族とともに5歳の時に香港へ移住した。彼は脚本家として映画ビジネスに参入し、1988年に「今すぐ抱きしめたい」で監督デビューをする。彼の1994年に話題になった(皮肉にも、「楽園の瑕」のポストプロダクション中にとても急いで撮影した)「恋する惑星」は新進の天才児クエンティン・タランティーノの支援により、国際的に注目されるようになった。彼はアメリカの自分の映画会社ローリング・サンダー・ピクチャーからこの映画をリリースしたのだった。

王家衛は1997年、「ブエノスアイレス」によりカンヌで最優秀監督賞を受賞した。彼の次の作品(花様年華、2046、マイブルーベリーナイト、彼の最初の英語の作品)は有名な映画祭でプレミア上映されるようになった。王家衛は2006年7月、カンヌの審査委員長になった。

王家衛はフランシス・コッポラの「地獄の黙示録・特別完全版(Apocalypse Now Redux)」のように、彼の1994年の叙事詩「楽園の瑕」を再編集して復活させ、「Ashes of Time Redux」とした。それらの広まっているもの(フィルム)は一つではなく、いくつかの異なるバージョンがあったことが発見され、それが広まったことがわかった。いくつかは彼が承認しているが、そうでないものもある。しかし、しまって置かれた香港の工場が突然閉められた後、オリジナルのネガと音声の感度は悪化の危険にあった。

「Ashes of Time: Redux 」は王家衛の最終的なカットで、おおまかに金庸の有名な武狭小説「射雕英雄伝」をベースにした、4巻からなるアジアの伝説である。王家衛のストーリーはすべてオリジナルで、この本の2人の男、東邪と西毒の若いころの話を語っている。映画の特色としては香港の有名な俳優たちが出演していることーマギー・チャン、トニー・レオン、そして故レスリー・チャン。それはソニー・ピクチャーズ・クラッシックスにより、アメリカで10月10日から上映される。

王家衛は最近、彼の注目すべきキャリアのハイライトと同様に、彼の初期の映画についての再検討をディスカッションするために出席した。

これはわたしが何年も前に見た映画とは少し異なっています。なぜあなたがこれを再検討することを決めたのか話していただけますか?

王家衛:わたし達はそれを再検討することを強いられたのです。さもなければ、それは長いこと持たなかったでしょう。1998年、フィルムができて4年が経っていました。アジアの金融危機が香港を襲いました。わたし達がネガをしまっておいた倉庫が一夜のうちに破産してしまいました。わたし達は簡単な知らせを受け、倉庫が閉められてしまう前夜にすべてのものを取りにいきました。素材は実際のところ、短いピースでいくつかの部分は無くなっていました。幸いなことにそれ以降、わたし達は映画をもっと慎重にしまっておくことを学びました。そこで、わたし達はすべての失った部分をアジアや海外の配給会社から集めました。それがすべての始まりです。わたし達はこの倉庫に行きましたが、とても巨大でした。それはインディー・ジョーンズのようでした!(笑う)何千というアジアの映画のプリントが20年代初期から現在に至るまでありました。それは本当に驚くべきものでした。1つ屋根の下に香港映画の歴史があったのです。

それはひどい倉庫ですね。たった4年で映画はそのようなひどい状態になってしまったのですね。

王家衛:そうです。それにそれが香港の映画産業を語っていますよね。80年代から90年代初期はピークを迎えていました。皆、映画を作っていました。しかし、90年代後半、金融危機にあって、すべてが変わってしまいました。

続く
by Franny64 | 2009-05-27 23:55 | Film

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


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