A Night to Come Closer (1986)
観客はきらめく星になる。香港コロシアムでクリスマスコンサートをしているスーパースター、レスリー・チャンのために。
魅力的なレスリー・チャンがステージで歌っている間、レーザー光線が美しく光る中、ファンは決して休むことなく、コロシアム中で蛍光棒を振り続けている。
コンサートはただ、レスリーのファンタスティックな歌の夜ではなく、わたし達が実際に彼に近づける時でもある。
レスリー・チャンが星型のステージで「全頼有你」を歌うのに現れた時、彼は人々に今やかわいい青年ではなく、王子としての魅力に満ちた、成熟したジェントルマンとしての感銘を与えた。
レスリーは話をするのが上手ではないと言ったが、彼は人々によりよくこの素晴らしい友人について知ってもらおうと話していた。
「僕はそれほどたくさん話をしない。あまり良く話せないんだ。だから僕はいつも代わりに歌を歌う。」と言った。それでもファンの静寂さが彼の沈黙を破った。そしてレスリーは心の底からの感謝を伝えた。
「アイ・ラブ・ユー」彼は言った。そして続く言葉は「Love Me More」の歌だった。確かにファンは彼を少し愛することはないだろう。すごく愛するから。
でも、誰が彼の一番愛する人なのか?
「僕にもアイドルがいる。でも彼の歌について語らせて」そして、よく知られた一番好きなラムのメロディーが流れた。ジョージ・ラムが彼のお気に入りだった。
「じゃぁ、女性では誰が一番好きか。ちょっと待って」そして、ポーラ・ツイの「誰又欠了誰」 が続いた。そう、この意味がわかりますね。
レスリーは彼の師匠で、代父であるマイケル・ライについて何も言わないことができなかった。ユーモアのあるレスリーはマイケルがレスリーを大猿と呼んでいる間、太ったガーフィールドと呼んでいた。
やり取りの後、スローテンポの曲と速いテンポの曲の連続で、スーパースターはわたし達をみな夢中にさせる。席で踊りだしたり、手をたたいたり、レスリーにより近づこうと手すりにもたれかかったり。
ファンは彼らのアイドルが美しいダンサー達といる時により熱狂する。彼らは座っていなければならないのに、ラッキーなダンサー達は彼のすぐ近くに立っていられたからだ。
レスリーの特別ゲストの登場はショーに色を添えるだけでなく、ファンを静かにさせる方法でもある。
エリザ・チャンは最初の夜のゲストだった。彼らは一緒にその年にはやったラブソング「只怕不再遇上」を歌った。アニタ・ムイとコニー・マックは別の夜のゲストだった。
愛はレスリーの公演のもう一つのテーマだった。多くの歌を通して、彼は自分自身の恋愛経験を語った。レスリーへ、それはすべて「愛火」で始まった。
可哀想なレスリー、ファンはどのように失恋した彼を見ることに耐えることができただろう。そう、彼らはさらに倍の声援を送り、彼らの想いと愛を伝えた。
「ありがとう!」はレスリーの心から応えた。彼はヒット曲「有誰共鳴」を歌いながら、彼は新しく「あなた達はわたしの心と共鳴する」と歌うことを考えていた。
コンサートは10時前に終わった。2時間をレスリーと過ごすのは、もちろん十分ではない。それで寛大にも、レスリーはさらに出てきてポップソングの「Stand Up」を歌った。
ファンはまだ満足しなかった。2回目のアンコールにもレスリーは異議を唱えなかった。今回も寛大だった。
「OK! 何が聞きたいか教えて」 ファンは10曲以上リクエストしていた。「わぁ、それじゃ、朝までかかっちゃうよ。よかった。マイケル・ライがメドレーを作ってくれていたんだ。」と彼は言った。
特別なのはレスリーがメドレーの間、握手をしてコロシアムを走り回ったこと。少女達はレスリーに熱狂し、抱きしめ、キスをした。彼は数回、ファンの席に倒れこんだ。
メドレーの後、誰もそこを離れたがらなかった。3回目のアンコールではレスリーはピンクのスーツを着て「為你鍾情」を歌った。コンサートは深い感動で終わりを告げた。
Source:Leslie Cheung Cyberworld














