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An autobiography by Leslie (1985) Commercial Radio  Chapter 8

続き レスリー自身が語る自叙伝 香港コマーシャルラジオインタビュー 
第8章 僕の転換期

モニカと他のアルバムはキャピタル・アーティストによって作られた



マイケル・ライは僕が初めてRTVで会ったときから良い友人で、第三者は彼のことを僕のGodfather(代父)だと言っている。彼は僕のキャピタル・アーティストでの最初のアルバムのプロデューサーだった。

キャピタル・アーティストのよいところは、歌手達が著作権の心配をせずに、多くの日本の歌を使えることだった。そこで、僕は幾つかの日本の歌を選んで、それを自分のアルバムに使った。例えば「風繼續吹」だ。この歌は今ではとてもよく知られているが、これは僕のキャピタル・アーティストの最初のアルバムに入っていた。

そのアルバムは最初の反応は全くよくなかった。それは僕達が期待していた以上に悪かった。僕達がラジオ局のDJにそのアルバムを持って行った時、みな、かなりいいねと言った。でも、彼らはヒットさせるという努力を全くしなかった。でも、多分僕はラッキーだったんだ。みんながこの歌をどんどん好きになってくれた。ラジオ局にこの歌をリクエストしてくれる人がどんどん増えていった。これは僕の仕事の新しい段階の始まりだった。

同時に僕はTVBに契約歌手として契約し、その為に勁歌金曲のような多くの歌番組に出演する機会を得た。僕は勁歌金曲のショーに出るのがとても嬉しかった。なぜなら彼らが作るMTVがとてもよかったから。
それで次に続いたのは「一片痴」「Monica」と最近では「為你鍾情」が出た。それらはキャピタル・アーティストに加入した後の僕の作品だ。

「Monica」の製作はかなりの偶然だった。みんなは僕がどのように、この「Monica」を生み出したいのか知りたいかもしれない。僕は1983年に子虎隊が出演する東京音楽祭に出席したことを覚えている。僕の子虎隊についての印象は、香港からの歌手だったけれど、余り覚えていない。僕がそこで新人の吉川晃司と言われる日本人歌手に会った。ちょうど新曲「Monica」をリリースしたばかりだった。吉川晃司は当時は日本でも香港でも有名ではなかった。でも僕は彼のステージでのスタイルに惹かれた。彼のバク転や歌がとてもかっこいいと思った。

マイケルと僕は音楽祭での彼のパフォーマンスを見た時、僕はマイケルにこの歌は香港でヒットするかもしれないと言った。その時、僕達はちょうどアルバム「張國榮ーMonica」を作っているときだったので、この歌の著作権を得て、このアルバムに入れた。
遂にそれはすべてのファンによく受け入れられた。僕の次からのレコードは、最近の「為你鍾情」を含めて、とても好評だ。

続く
by Franny64 | 2010-02-17 23:55 | His History

レスリー・チャン(張國榮)に関するmy memoir 


by Franny64